Details & Credit

1st album "Romanesco!!"

Release date - 29 November, 2014

Produced by Ken Miyajima and Susumu Sakurai

Recording and mastering engineer - Ken Matsuoka (Showa Station)

Recorded at Victor Studios, Studio DeDe, Crush Studio 3 and Showa Station

Cover design - Julia Mandelbrot

Ken Miyajima - vocals, bass, organ, mellotron, piano, mandolin, drums, sitar

Susumu Sakurai - vocals, guitars

Yuki - guitars

MEW - drums

​Instruments: 1967 Rickenbacker 4001S, 1960 Fender Jazz Bass, Marshall Super P.A., Acoustic 360 + 361, 1969 Gibson Les Paul Custom, 1959 Fender Storatocaster, Marshall 1959 Mk II, Gibson GA20, Fender brown Bassman, Fender Deluxe Reverb, 1970s Gibson J-45, Harmony H35 Electric Mandolin, Guya-tone steel guitar, Jerry Jones Electric Sitar, Shin-ei Uni-Vibe (late), Colorsound Tone Bender Mk III, Fulltone Tube Tape Echo, Streetly Electronics Mellotron M400S, Hammond B-3, Leslie 122, Leslie 2101, RMI 368X Electra-piano & Harpsichord, Dubreq Stylophone S1, Ludwig Classic Maple kit, Zildjian cymbals and assorted percussion.

楽曲解説

1) ふわり (Out Of The City Part 1; Flying) words - Ken / music - Ken & Susumu

​アルバム収録曲を選定する中で「架空の1969年にアトランティックからリリースされたファーストアルバム」というコンセプトを思いつき、未使用曲の中から1曲目にふさわしいとして選択された楽曲。Yes - Beyond And Before・Led Zeppelin - Good Times Bad Timesという、それぞれのバンドのファーストアルバムの1曲目を飾る楽曲の雰囲気を持っている。複雑だが滑らかな変拍子、レスリースピーカーを通して録音した2人のギターソロなどが聴きどころ。

Ken - vocals, bass / Susumu - guitars / Yuki - 2nd guitar solo / MEW - drums

2) 海岸線 (Out Of The City Part 2; The Shoreline) words and music - Ken

元々はミヤジマケンイチが在籍していたバンドThe Freshly Squeezed用に書いた曲で、幾つかのバンドやプロジェクトで試された後にソロアルバムに「ふわり」からシームレスに続く構成で収録を予定したが、それも制作中止になったため、長年日の目を見なかった曲。ミヤジマはこの曲に思い入れがあったため、ロマネスコ結成当時からライブで演奏されており、ようやく前曲と並んで収録が決定。例外的に1960-1970年代ブリティッシュロックの雰囲気を持たない。

Ken - vocals, bass, guitars, mellotron / Susumu - backing vocal / Yuki - guitar solo/ MEW - drums

3) ずるい人 (Would You Laugh Would You Cry) words - Susumu / music - Susumu & Ken

ススムがLed Zeppelinほか英国ロックを大いに意識して作った曲。試行錯誤の中で自然にマンドリンが導入され、Jimmy Page風のギターソロが追加されていった。あらかじめススムとミヤジマケンイチのデュエットを前提に作られており、二人の声質の違いが強調されている。ススムはレスポールを思う存分に鳴かせ、70年代英国ロックの王道の世界を展開。

Ken - bass, mandolin, vocals/ Susumu - vocals, guitars/ MEW - drums

 

4) 望みの色で (Any Colours) words - Ken/ music - Ken & Susumu

ミヤジマがEarth, Wind & Fire - Getaway冒頭のリフを5拍子だと思い込んでいて、そこから着想を得てリフを作ってジャムをしているうちにLed Zeppelin - The Crungeの雰囲気が生まれてきた楽曲。変拍子の上でトリッキーに展開するススムと4拍子で咆哮するユウキ、2人のギターバトルが熱い。John Bonhamのようなドラムサウンドが特に必要と考えたミヤジマがここではドラムも兼任している。

Ken - vocals, bass, drums, additional guitars / Susumu and Yuki - guitars

 

5) 素晴らしい人 (Everything You Do) words - Susumu / music - Susumu & Ken

ススムがオリジナルメンバー3人のハーモニーを前面に押し出すべく作った楽曲で、イントロにはThe Beatles - Two Of Usがそのまま使われている。ミヤジマはこれをアコースティックにアレンジ。The Beatlesを意識したキーボードを加えている。共感を得やすい歌詞のためかライブでは人気のあった曲で、先行フリーシングルにもアルバムとは別ミックスが収録された。

Ken - vocals, mellotron, RMI Electra-Piano & Harpsichord / Susumu - vocals, guitars

 

6) 猫の魔法 (She Weaves A Spell On Me) words and music - Ken

キーボードを兼任するミヤジマがハモンドオルガンをライブでたっぷり演奏するために、ベースペダルを演奏しやすいコード進行で作曲されたもの。曲と歌詞が完成するまでは30分ほどしか掛からなかった。ストラトキャスターを愛用するユウキにはRitchie Blackmoreになり切ってもらっている。ここではJon Lordに倣ってハモンドオルガンをマーシャルアンプで鳴らし、Deep Purple的なサウンドを実現。

Ken - vocals, Hammond B-3, bass / Yuki - guitars / MEW - drums

 

7) 蛍の森へ (Fireflies' Forest) words and music - Ken & Susumu

シンプルなロックンロールが欲しいという初代ドラマーEvianの希望で書かれた楽曲。Led Zeppelinを当初のバンドの目標としていたのでここでもそのような曲調となっているが、サビはThe Police - Fall Outに着想を得ている。3人だけではギターソロのバッキングが寂しかったので、ミヤジマはハモンドオルガンを兼任。当初ベースとボーカルのみを担当していた彼がキーボードを兼任するアイデアはここから生まれた。ライブでは特に人気があり、先行フリーシングルに初期ミックスが収録された。

Ken - vocals, bass, Hammond B-3 / Susumu - guitars, vocals / Yuki - guitars / MEW - drums

 

8) 宇宙の話 (Talkin' About Kozmic Love) words and music - Susumu

ススムがより一層アートロックの世界を探究した楽曲で、静謐なアコースティックギターと深いトーンで空間を広げるメロトロンのイントロからフォークロック的な楽曲が始まり、シタールやメロトロンが鳴り響く色彩豊かな世界に変化していく、ロマネスコの目指した音楽性、サウンドのイメージをオマージュなしで実現したひとつの頂点。

Ken - bass, mellotron, electric sitar, additional guitars and drums / Susumu - vocals, guitar / MEW - drums

 

9) アイスクリーム (Ice Cream) words - Ken/ music - Ken & Susumu

ロマネスコ結成の際にミヤジマが最初に書いた楽曲。Led ZeppelinのImmigrant SongおよびThe Wanton Songをスピッツのようにアレンジしたら、というところから作り始め、これも30分程度で出来た。ギターソロには「かねてからやってみたかった」ということで、テープエコーを用いた逆回転エコー処理が施されている。メロディーが歌いにくく、中間部には6声のコーラスがあって、ミヤジマは大変苦労したという。

Ken - vocals, bass / Susumu and Yuki - guitars / MEW - drums

 

10) YOUNE (Magic Booze) words - Susumu/ music - Susumu & Ken

ロマネスコ結成の際にススムが最初に書いた楽曲で、演奏を続けるうちにサイケデリックの要素が出現し、ライブでの演奏は最長で26分にまで拡大した。そこからアイデアを整理し、8分30秒にまとめ上げている。ライブでは必ず毎回違ったアレンジで演奏されており、ススム脱退後もレパートリーに残り続けた。2015年の一時的再結成でも演奏。

Ken - bass, mellotron, Hammond B-3, stylophone, percussion, vocals / Susumu - guitars, vocals / Yuki - guitars / MEW - drums

 

11) 渇望 (A Flower In My Heart) words and music - Susumu

アルバム制作が始まってからススムが書き下ろしたもの。当初、初回限定のボーナストラックにしようと考えたが、「そうするには完成度が高すぎて」レギュラー収録となった。楽曲自体の魅力もさることながら、オマージュに満ちた当アルバムを締めくくるのに相応しく、George Martin的なベンドを加えた弦セクションをメロトロンで再現したほか、Led Zeppelinをイメージしたスライドギターのリフや録音手法から再現したWhen The Levee Breaks風ドラムも盛り込まれた総決算的なクロージングナンバーになっている。

Ken - bass, mellotron, additional vocal and guitar / Susumu - vocals and guitars / Yuki - slide and additional guitar / MEW - drums

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